学生インタビュー

わたなべ淑子さん

Q1.この学校に入学した理由は?

2年前は武蔵野美術大学通信課程油絵学科 版画コースで銅版画を勉強していました。最後の4年生では一年間を費やし卒業制作に専念するため、教授陣の質の高さと工房の設備の良さで入学いたしました。
無事、昨年卒業いたしました。

Q2.学校で学んでいることは?

銅版は、ニードルを用いて銅版に緻密に点や線を描くことが基本なので、腐蝕の時間、ニードルの力加減は常に考えながら制作します。

腐蝕によって作られた点や線から立ち上がるインクから生み出される物質感をいかに出すか、美しい黒をどう表現していくかを勉強しています。

研究制作作品
研究制作作品

Q3.入学して良かったことや大変だったことは?

入学して大変だったことは何もありません。いい仲間と一緒に制作でき、お互いの作品についての意見交換などができることがとても良いことだと思います。

Q4.目標はありますか?

2021年12月1日、銅版画の初めての個展を開催します。

エッチングの魅力をもっともっと深く追求したく、腐蝕により作られた点と線がインクに置きかわる工程において自分独自の線を表現できるようにたくさん制作をしていきたいと考えています。

Q5.目標達成のための学校からのサポートはどうでしたか?

はじめのドローイングから制作過程全工程に、細かいアドバイスをいただいています。

Q6.楽しかった授業、苦労した授業はありますか?

版画コース表現研究のクラスしか出ていませんが、いつも充実感ある楽しい授業です。

研究制作作品
研究制作作品

Q7.クラスの雰囲気はどうでしたか?

版種はちがいますが、それぞれ自分独自の表現で制作をしているクラスメートたちは皆、エネルギーに満ち目が輝いています。

Q8.この学校を検討している方へメッセージをお願いします。

質の高い教授陣は、ひとりひとりに丁寧に専門的知識を指導してくださいます。

個性的で多様な価値観を持つ人が集う環境なので、スキルや発想を磨くことができます。存分に創作に打ち込める充実の設備で楽しく自己表現を制作できる環境が魅力です。