絵画コース

描写力と構成力を基礎から学び
油彩画の大型作品を制作する力をつける

 

油彩画制作のための様々な知識と技術を身につける

絵画は感性の自由な表現だという考え方もあります。もちろんそれは大切なことですが、それを人に伝えていくためには共通言語としての基礎的な造形力は不可欠です。絵画コースでは、木炭や鉛筆によるデッサンから始め、油彩画(絵画)を制作するための様々な知識と技術を身につけていきます。

「美術表現科」では絵画表現の上で最も重要なデッサンを中心に、石膏像や静物、人物などものの形や空間の表現、油彩画の基本的な技法を学びます。

「造形表現科」では古典技法も含めた油彩のより高度な表現、大作を描いていくための画面の構成や、様々な技法及び材料に対する知識を深めていきます。

「表現研究科」ではそれらを踏まえ、より個性的で自分らしい表現の確立を目標に、展覧会への出品も視野に入れた100 号以上の大作にも取り組んでいきます。

実践的な指導の一例

佐々木豊先生による「2人のセミヌードの組み合わせ」

床一面にクロッキーを広げ、人体の微妙な重なり(構成)を妥協なく検討していきます。構図が決まり、キャンバスに入ってからも一人ひとりの作品を丁寧に見て回り指導していきます。また指導の端々で佐々木先生の画家としての姿勢も垣間見ることができます。

佐藤泰生先生による「写実から具象表現へ 街と人 渋谷を描く」

授業の導入では丁寧な講義が行われ、課題の目的や概要だけでなく、佐藤先生自身の制作への考え方にも触れることができます。この授業では、画面構成だけにとどまらず、各自の思いを表現するための絵作りを学びます。

遠藤彰子先生による「公開講評」

2018年度の修了制作展では、特別講師として洋画家・遠藤先生に絵画コースの学生の公開講評をしていただきました。各学生と対話しながらの講評は、今後の制作への課題とやる気を引き出してくださる、大変価値のあるものでした。

カリキュラム・イベント

入学式
[共通授業]木炭・鉛筆デッサン
(石膏像・人体など)
絵画制作実習(静物・風景など)
夏期休業
[共通授業]塑像制作
絵画制作実習(人体など)
絵画制作実習
(エスキース実習・大型静物など)
冬期休業
修了制作
SEBIT東京都専門学校アート&
デザイン展
修了制作展
修了式

上記は前年度までの内容です。2021年度は変更の場合もあります。

先生よりメッセージ

  • 中嶋明

    洋画家・独立美術協会会員

    絵を描くことで様々な出会いがあります。普段見過ごしていたものに思いがけない美しさを発見することもあるでしょう。歴史や文化の捉え方にも新たな視座が加わるかもしれません。まず最初の一歩を踏み出してみませんか。

  • 菊地達也

    洋画家・国画会会員

    今使えるものは、すぐに役に立たなくなります。付け焼き刃な技法では時代に流されてしまうのです。時代に間に合ったとしても、見苦しい表現になるでしょう。技法にも信念が必要なのです。それが変化をも吸収し、作品は魅力的になるのだと思います。

  • 永井俊一

    イラストレーター

    デッサンの基本は「観察」であるとよく云われますが、対象物を「良く見る」だけでなく「良く考える」事が大切です。楽しい発見を繰り返し、審美眼を養いましょう。

    永井俊一
  • 浅野純人

    美術家

    アートの視点を持つと毎日の生活が変わります。いつもの景色、身の回りの物にある魅力に気付き、引き出すことでより充実した日々を過ごしましょう。

    浅野純人