古くから、人々は世界中の様々な事象を題材にして絵を描いてきました。
洞窟の壁画から始まり、祭壇画、肖像画、風景画、日常の出来事や精神世界を描いた作品、抽象絵画など、時代や地域を超えて多くの作品が描かれてきた理由のひとつは、なによりも「絵を描く」という行為そのものが楽しいからでしょう。
ところが、いざ思いのままに、または誰かに何かを伝えようとして絵を描こうとすると、なかなか思い通りにいかなくて描くのを止めてしまったという経験はありませんか?
絵を楽しく描くには、他のジャンルの学びや学習と同様に「基礎力」を身につける事が大切だと考えています。
「美術表現科」では、これから絵画を制作するために必要な「モノの形の捉え方」や「画面構成」「絵具や筆の使い方」などの基礎を中心に学びます。
「造形表現科」では、身につけた技術を活かして表現の幅を広げていきます。
「表現研究科」では、それぞれの制作の目的を明確にして具体的な目標に向かって作品を制作していきます。
絵画表現の土台となる基礎をしっかり学び、絵を描く楽しさを存分に味わいましょう。