彫刻コース

造形の基礎力を養いながら塑像と彫刻の作品制作を学ぶ

 

基礎力を養い、自分が表現したいテーマの方向性を追求していく

現代においては彫刻作品の幅は多様化しているため「立体作品」という括り方で表す場合もあります。素材も特に限定されません。そうした立体作品を制作するには、使用する素材や自分が表現したいテーマの方向性を追求する事が大切です。

しかし、私たちはそのための基礎的な能力を養うには、ものの形や構造を的確に捉えるためのデッサンや、人体や動物をモチーフにした作品作りから始める事が重要だと考えています。

また技法に関しては、粘土を使っての塑像作品と木彫作品づくりを基礎から学びます。粘土による塑像づくりでは石膏取りの技術も学びます。特に大型の立体作品では制作工程が長い上、途中での移動が難しいため、作業の場所を特定しておく必要があります。
そのため彫刻コースの授業は、工房型授業という方式で行い、「美術表現科」「造形表現科」「表現研究科」の3学科の学生が同じ工房で学びます。

題材は共通としながらも、それぞれの学科に応じて人体であれば、頭部、手、といった部分から半身像、全身像というように難易度を上げながら技術の学びを深めていきます。

カリキュラム・イベント

4月
入学式
木炭デッサン・鉛筆デッサン
5月
彫塑制作(自刻像または模刻)
6月
人体塑像制作Ⅰ(胸像)
モデルによる塑像制作から石膏取り
7月
色彩構成実習
人体塑像制作Ⅰ(胸像)
モデルによる塑像制作から石膏取り
8月
夏期休業期間
9月
陶芸・テラコッタ実習
空間構成課題
10月
木炭デッサン
木彫制作
11月
学園祭・オープンキャンパス
人体塑像制作Ⅱ
12月
修了制作
冬期休業期間
1月
修了制作
2月
SEBIT 東京都専門学校 アート&デザイン展
修了制作
3月
修了作品展
修了式

上記カリキュラムは2019年度美術表現科のものです。
2020年度は、変更の可能性があります。

先生よりメッセージ

  • 工藤里紗

    彫刻家

    彫刻は素材と人との関係性から生まれる未知の何か。粘土に触りたいだけでも歓迎です。素材に触れ手を動かし体で考え、それぞれの形を探していきましょう。

  • 宮原嵩広

    彫刻家

    彫刻とは物体を観察し、物質に思いを馳せ、事物・事象を網羅する術です。物体からも物質からも解放された彫刻こそ真の人間と言えるでしょう。

  • 氷室幸子

    彫刻家

    実素材を使って立体制作が出来る環境は稀有だと思います。実技を通して一緒に考え、みなさんが彫刻の魅力を発見していく一端を担えたらと思います。