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版画コース

版画制作の源泉となる造形力、発想力を養い
版を通しての自己表現を探る

 

伝統的な版表現の技法を、一年間を通して学ぶ

版画作品の制作は、直接表現である油画日本画とは異なり「版」という間接表現が介在することで、自身を客観的にとらえることが出来ます。そこには、これまでの自身の経験では出会えない偶発的な要素や「版」の持つ表現により、新たな可能性が待っています。

伝統的な版表現の技法となっているのが「銅版画」「リトグラフ」「木版画」です。版画コースではこの3 版種を一年間を通し技法やサイズを変えながら学んでいきます。

版画制作には、銅版画、リトグラフの大型プレス機、腐蝕室などの専用工房が必要となります。その為、「美術表現科」「造形表現科」「表現研究科」の学生が同じ工房でそれぞれの課題に応じた制作に取り組んでいきます。

版画表現は技術面の習得に注目されがちですが、絵画としての基礎造形力が必要であるのは言うまでもありません。特に美術表現科のカリキュラムでは、他コースとの共通授業により基礎造形を学びながら工房での版画制作を続けることで、自身の表現を探っていきます。

特色ある授業の一例

様々な描画材と異なる紙を用いた3 週間のドローイング期間を経て、1 版種3 週間午前午後を通しての集中講座(木版画・銅版画・石版画)を計9 週間続けて版画制作の基礎と応用、自身が望む版種と技術を探ります。

9月からは7週間午前の共通授業期間以外は前期同様に午前午後各講師が付きアドバイスや指導のもとでの自主制作、自身の選ぶ版種や他版種の併用、異なる版種を並行しながらの制作も出来ます。

版を使ったアーティストブック制作、額装や展示の指導、修了制作に向けての制作コンクール応募や大学版画展、公募展などへの出品をします。

設備概要

●工房形式の教室
●大型プレス機
●シャーリング
●腐蝕室
●大型アクアチントボックス
●床面積128.4㎡

カリキュラム・イベント

入学式
版画制作集中実習
(銅版画・木版画・リトグラフ)
夏期休業
[共通授業]塑像制作
版画制作実習
(3版種自由選択)
版画制作実習
(大学版画展・コンクール等の為の
制作、アーティストブック制作)
冬期休業
修了制作
SEBIT東京都専門学校アート&
デザイン展
修了制作展
修了式

上記は前年度までの内容です。2021年度は変更の場合もあります。

先生よりメッセージ

  • 木村繁之

    版画家

    版画工房では銅版画、リトグラフ、木版画の各版種担当教員三名により基礎からお教えしますので、それぞれの版種を並行して制作することが出来ます。版画は印刷ではありません。版という手段と材料を用いて絵を描いてゆきます。未だ見ぬ自身の絵を探りましょう。

  • 今井庸介

    銅版画家

    「あなたのアイデア・ひらめき」を大切に、そして冷徹に接していきましょう。日頃の思いつきを全て記録するノートを作ることをおすすめ
    します。

  • 近藤英樹

    美術家

    版画制作のプロセスの中にはまだまだ未知の可能性が秘められています。掘り下げながら楽しんで制作しましょう。