昨年からオールデイプレイス渋谷(all day place shibuya)さんと連携して「古着を再利用について」考えるプロジェクトがスタートしております。
オールデイプレイス渋谷(all day place shibuya)さんは渋谷駅から歩いて5分。
明治通りから青山通りへ抜ける坂の途中にあるホテルです。本校からも徒歩3分圏内のご近所さんです。
そこには着なくなった洋服を回収するBOXがあり、宿泊された方がそこを利用でき入れられるようになっております。
その回収した服を「どうにか再利用する方法はないですかね?」ご連絡頂いたのがきっかけでした。
古着の再利用といえば、リメイクや生地のアップサイクルが一般的です。
もちろん、それも素晴らしい方法だと思います。
今まで学生たちにもリメイクを授業で行ったり、着なくなった服でポーチやバッグをなど作ってきました。
ですが学生たちからは「リメイクって手間もかかるし、デザインの好みに左右されやすい。結局、活用されずに残ってしまう事が多いんじゃない?」
と言う意見が多数あり、それは確かにな。と思いました。
せっかくまだ着られるのに、「手を加えないと売れない」前提で扱われるのは、なんだかもったいない。
そんな想いから、私たちはちょっと視点を変えてみることにしました。
“そのまま”でも着られるなら、それが一番いい。
リメイクではなく、「きれいに洗濯して、そのまま次の人にバトンタッチする」という方法。
古着は新品ではないけれど、丁寧に洗って清潔に整えれば、まだまだ活躍できます。
デザインもそのままの魅力を保てるし、加工の手間もコストも削減できます。
この発想をベースに、回収した古着をきれいに洗濯し、フリーマーケット形式で次の持ち主へつなぐ活動を始めました。
一日でも長く、多くの人に着てもらうために
服は「着る」ことで初めて価値を持ちます。
捨てるのではなく、眠らせるのでもなく、必要としている人へ届ける。
私たちが目指すのは、服の“寿命”をできるだけ長くすることです。
「まだ着られる服があるのに、着る人がいない」――そんなミスマッチを減らしていけたら。
モノを大切にする暮らし、気軽にできるサステナブル。
その第一歩として、“そのまま再利用”という選択肢を広めていければと思いスタートしました。
その活動も今年度で2週目です。
これからまたどんな活動になるのか楽しみです!!
オールデイプレイス渋谷(all day place shibuya)
https://www.uds-hotels.com/all-day-place














