講座内容
水彩色鉛筆は色鉛筆として、また水を使って水彩画のような表現ができる身近で便利な画材です。この講座では、構図や形をとらえるための基礎的なデッサン、色彩を理論的に学ぶ時間を設け、ものごとの容態・光と影などを透明感のある色におきかえながら小品を描いてゆきます。また、頭を空っぽにして紙に向かうドローイングの時間では、身体と線と感覚との密接な関わりを実感することと思います。
絵画を含めた「美術」の評価は、時代やその場所の文化的背景によって変わるもの、いわゆる上手い絵が描けなくても大丈夫です。一人一人の持つ可能性を探しながら伸ばしてゆく助言や指導を心がけています。何より諦めない事が大切です。徐々に他の画材も取り入れて、それぞれ自分と絵画との関係を築いていきましょう。
カリキュラム
新規受講生 | 継続生 | |
1/9 |
りんごとレモンを描いてみる。+ドローイング30分 |
自由制作+ドローイング30分 |
1/23 | [直方体] チョコレートの箱を描く。+ドローイング30分 | 自由制作+ドローイング30分 |
2/27 | [円柱又は円錐] 桃缶を描く。+ドローイング30分 | 自由制作+ドローイング30分 |
3/26 |
[基本の色彩学1] 色の見え方と心理を知る。 +ドローイング30分 |
自由制作+ドローイング30分 |
初日の持参用具
・水彩紙 マルマン スケッチパッドヴィフアール B5 中目
・鉛筆 ステッドラー ルモグラフ鉛筆(2B、 B、 HB、H、2H それぞれ2本ずつ)
・鉛筆削り、又はカッターナイフ
・練り消し
・水彩色鉛筆 24色セット
・水筆
・キッチンペーパーまたはティッシュペーパー
・雑巾(筆拭き用)
教材費
受講料に含みます(画材は原則ご自身でご用意願います)。