授業の特色

授業について

渋谷ファッション&アート専門学校では作品制作に欠かせない実践的なスキル習得のために、実技課題を中心としたカリキュラムを用意しています。
原則的に午前中は絵画・日本画・版画・彫刻全コースの学生が受ける共通授業を行い、午後はコースごとの授業を行います。

共通授業ではデッサンや色彩理論を学ぶための実習といった、作品制作の礎となる基礎力の習得、復習によるブラッシュアップを図るほか、水彩画やテンペラなど、各学生の専攻以外の画材にも触れることにより表現の幅を広げていくための指導を行います。

コースごとの授業では、各コースの画材・素材に精通した現役の作家でもある先生方から、専門的かつ「生きた」指導を受けることができます。
絵画コースでは、全国規模の絵画展、団体展の審査員等も務める著名な先生方をお招きし、コンクールや公募展を目指す学生のための実践的な指導も行っています。
日本画コースでは、箔貼りや扇面画制作といった日本画ならではの伝統的な技法も専門家の先生から学ぶことができます。
工房での授業を主とした彫刻、版画コースでは経験値の異なる学生同士が同じアトリエで切磋琢磨しながら学べる環境を用意しています。

実践的な指導の一例

佐々木豊先生による「人体デッサンとその構成による油彩制作」

床一面にクロッキーを広げ、人体の微妙な重なり(構成)を妥協なく検討していきます。
構図が決まり、キャンバスに入ってからも一人ひとりの作品を丁寧に見て回り指導していきます。また指導の端々で佐々木先生の画家としての姿勢も垣間見ることができます。

佐藤泰生先生による「建築物(街)と人物の構成作品制作」

授業の導入では丁寧な講義が行われ、課題の目的や概要だけでなく、佐藤先生自身の制作への考え方にも触れることができます。この授業では、画面構成だけにとどまらず、各自の思いを表現するための絵作りを学びます。

遠藤彰子先生による「公開講評」

昨年度の修了制作展では、特別講師として洋画家・遠藤先生に絵画コースの学生の公開講評をしていただきました。各学生と対話しながらの講評は、今後の制作への課題とやる気を引き出してくださる、大変価値のあるものでした。