授業風景 佐藤泰生氏の「今を描く-町と人-」
私が教室を回っていて、「面白そうだな」と反応してしまうのは、「陶芸」だったり「テンペラ画」だったりとちょっと特別な授業が多い。 しかし、学校では各コースの授業が毎日カリキュラムに基づいて続いています。 いろいろな方が講師で来ていただいています。
そんななかでも絵に興味ある方なら、知っている、絵を見たことがあると言う方の多いと思われる佐藤泰生氏の授業風景。講評しているところである。 佐藤泰生氏は有数の美術団体、新制作協会会員で和光大学名誉教授でもあります。今回の授業のテーマは「今を描く-町と人-」で取材やクロッキーでの材料集め、エスキース作成、30号制作といった流れで、絵画制作のさまざまなことを学ばせていただいた。「大人の美術学校」が渋谷にある立地が生きたテーマであった。
その佐藤泰生氏の個展が11月6日から銀座・日動画廊で開催される。ぜひ、ご覧になることをお勧めする。
(文責:文化専門課程 副校長 丸亀敏邦)